抱えないケアに取り組む施設に転職

転職を成功させるためには、自分の介護理念や働き方などに関する希望、働きたい施設や事業所などについて明確にすることからはじめる必要があります。それができたら転職理由を明確にし、キャリアの棚卸しを行った後にキャリアプランを考えます。この部分があいまいなまま先へ進むなら、望んでいるような転職にならない可能性が高まります。

転職を成功に導くために重要なのが履歴書です。履歴書の作り込みが甘いと面接のチャンスを手にすることができません。学歴や経歴、資格などは正確に記載し、なるべく空欄のないように活用して自分をアピールしましょう。面接では身だしなみに注意し、転職理由や志望動機をはっきりわかりやすく説明できるようよく準備しておきましょう。

日本ではまだ浸透するまでに至っていないノーリフティングケアができる職場へ転職したいなら、転職エージェントの利用が欠かせません。転職エージェントを利用すれば自分に合った転職ができます。求人を出している側が転職エージェントに報酬を支払う仕組みなので、転職希望者は無料ですべてのサービスを受けることができます。

抱えない介護を目指して転職するなら、事前に施設を見学しておきましょう。見学のメリットと見学時のチェックポイントを事前によく確認し、それらを意識しながら見学をすると転職のミスマッチを防ぐことができます。見学者がいても明らかに職員や利用者の様子がおかしい施設は、問題がある可能性が高い施設だと考えることができるでしょう。